Fishing Report 2004
10. 忍野C&R 2004/05/29(土) 初めてのスプリングクリーク忍野

本日の場所
忍野C&R No.15〜9
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富士の湧き水が作り出すフラットウォーター忍野。
忍野八海を水源に清涼な水がトラウトを育みます。

と言われる忍野に行ってきました。
知ってはいたものの前日の夜まで全く考えていなかった忍野。
ネットで地図を下調べして、釣行記をざっと読むと、

『忍野ネット』なる文字が。

足場と水面との差がかなりあり柄の長いネットがいるらしい。
上州屋は既に閉まっているし、何とかなるかなと軽い気持ちで就寝。

7時、出発。



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8時45分、忍野最上流部にある漁協駐車場に到着。
既に何人ものフライフィッシャーがラインを垂れています。

水面を見ると超苦手なフラットウォーター。
そして水中には、沢山のマスが泳いでいます。

「ここは管釣か?」
まるでリヴスポ早戸のような魚影。

しかしマス達はリヴスポのようには釣られていないようです。
どちらかといえば、というか超渋状態。
半端なミッジじゃまるっきり見切られています。

それでも見ていると何匹かかかっていますが、
ランディングにはあの『忍野ネット』が必須のようです。



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長いネットが無いと話にならないなと考えた末、
出掛けに思うところあってつかんできた
「クイックルワイパー」と手持ちのハンディネットを
ビニールテープで固定して即席の『忍野ネット』が完成。

ここで、一日釣券(800円)を買って釣開始です。



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駐車場横はあとにして下流へ移動。

テニスコート横の手前ポイントで初の忍野に挑戦。

テニスコート横側(下流)から駐車場横方面(上流)を見る。


水は静かに流れ、ヤマメ、ニジマスが見えます。
数箇所でヤマメが流れてくる何かを捕食しています。

結ぶフライは#20ミッジ。
普通に上手から流しても相手にしてくれません。
ウイングをカットし、さらに小さく虫らしく加工してみます。

しかし、まるで歯が立ちません。

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ならば反射食いしか手は無いと、ヤマメの斜め後方にキャスト。

何投目かでポイントに入ったのか、クルッと振り向きざまに
パクリとフライを咥えてくれました。


が、手作りの『忍野ネット』はここではわずかに短く、
クイックルワイパーの手元の穴部分を指でつかみ
水に落ちそうになるくらいに手を伸ばして、
ようやくネットインする有様でした。

9時55分。忍野、初ヤマメ。24cm。


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同じ手で2匹目を追加。

10時5分。ヤマメ。


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結んでいた#20ミッジ


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でかいルアー投げる男の子が上がってきたので場所移動。

テニスコート横。

樹が生い茂り、キャスティングは至難の業です。


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下流へ。

S字の流れ出し。

写真奥の流れが早くなっている場所にライズしているヤマメを発見。
しばらく粘りましたが全然ダメでした。


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その粘っていた場所から下流を見ると、こんな感じ。

一定の距離を置いて釣り人が陣取っています。
多分、ニンフィングなのでしょう。
座り込んでいます。
ヘラ釣みたい。

忍野で感じたのは女性が多かったことです。
この画像でも手前と3人目が女性です。



快晴、気温も上昇。
忍野といえど日向では暑くて汗が流れます。

護岸カーブ手前まで行った所でお昼になりました。
おにぎりを食べに車まで戻ります。

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食事後、目の前に空きができたので釣再開します。



先ほどのミッジや#18CDCダンなどを流しますがお手上げ状態。

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何度か流したとき、下から駆け上がってくるニジマスを発見。

普通に流すと直前でUターンされるので、
Uターン直前のタイミングでフライをピックアップして
またまた反射食いを誘います。

初めのピックアップは早過ぎで魚は水面を破ってジャンプ。

次のピックアップはタイミングバッチリ。

12時55分。ニジマス。

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釣堀横に移動したり戻ったりとしましたが次が続きません。

ようやくやる気のあるニジマスを見つけ、同じ技で2匹目。

釣り場を少し移動していたのでネットが遠く、
そのまま引き抜きました。

14時20分、ニジマス。


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今回の目撃写真。

70cmくらいのマス(ニジマス?ブラウン?)に捕まったヤマメ。



20cmほどのヤマメはまだ生きています。
こうやって捕まえるんですね。
大きなルアーで釣れる筈です。

このあとどうやって食べるのでしょうか?
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フラットウォーターの釣りは難しいです。
しかもバックキャスト出来ないポイントが多くストレス溜まります。

大雨で普通河川が増水濁流になったときにでもまた行くかも知れません。

15時30分、納竿。

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