Reports 2009
1. 仏果山 2009/07/20(月)

昨日、ザックとシューズを買ったので慣らしにどこかを歩こうと思った。

遅く起きたし、遠くへ行くわけではないので、適当な場所を知らない。

ま、とにかく出かけてみるか。

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ザックには富士山を意識して荷物を詰め込む。

体重計で、約6kmな感じ。

コンビニで、ミネラルウォーター500ml、ポカリスウェット500mlを購入。

オニギリを2個だけ買って、7-8kgかな。

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さて、どこにしようか。

相模川をこんな格好で歩くのは恥ずかしいし、宮ケ瀬あたりに行ってみるか。

途中で、登山というかハイカー向けの案内看板を発見。

車を止めてシューズを履きかえる。

30分程度登ったら休憩して戻ってこようと、9時45分出発。



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いきなり『ヤマビルにご注意ください』の看板。

初心者はこんな注意書きにもドキドキする。



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登りはこのような道が続く。

見晴らしなんてあったものじゃなく、鬱蒼とした森の中を上に。



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25分程登っていくと林道に出た。

プロトレックで測った標高は550m。

車を止めた地点の標高を測って来なかったので何m登ったのかわからない。

※帰宅後、出発地点が約280m、林道が約420mだったので、140m近く登ったのが判明。



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林道を渡ると登り階段があり、案内板が立っている。



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階段が終わると再び登りの道が続く。

ここまで、たんたんと書いているが、実は身体は大変なことに。

脚はまだまだだが、心臓と肺がただ事でなく、バクバク、ハアハア、ゼイゼイ。

汗は湯水のように流れ落ちるし、メガネなんてかけているのがうっとうしい。




ということで、出発から30分経ったので降りることにした。

帰ろう、帰ろう、明日は仕事だ。



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林道まで戻って小休止。

そこに現れたのが犬を2匹連れたサンダル履きのオヤジ。

オヤジと言っても自分より数歳上くらいか。

話すと、犬の散歩に仏果山に登って、尾根を歩き、降りてきたようだ。

大体、3時間くらいで戻ってこられるとのこと。

最後に、もう帰るとも言えず、再び登り始める。



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が、帰るのだ。

直ぐに戻ったが、心配機能も落ち着いていたので林道を歩くことに。



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20分程歩いて再び登山口に戻る。

どうも身体が落ち着いてきたようだ。

せっかくオニギリ買ってきたし、もう少し登ってみよう。

11時。



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仏果山まで1.1km、出発地点からたった0.9km。

もう5kmくらい歩いた気がするのに。



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途中で、下山の親子3人連れとすれ違う。

登り優先なので待っていてくれるのだが、こっちはへとへとで逆に待ちたいくらい。

「こんにちは」と必死で言葉を搾り出すが、本当はこんな感じ。

「ハアハア、こんに、ち、ハアハア」

とにかく暑い、下を向いていると帽子のつばから汗が落ちてくる。

タオルは水で濡らしたようになっていて、絞ると普通に水が出る。



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いったい仏果山は標高何mあるのだ。

ケータイで調べると、717mらしい。

※実は大嘘な記事だったことが後ほど判明。

プロトレックの高度計は既に700m。

もうすぐ頂上だ。

しかし、どれだけ登っても頂上らしきところがない。

おかしいなとGPSの高度を見たら何とまだ620mじゃないか。

120mも違いが有る。

それでもあと100mなのか。

もう直ぐだ。



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辛い、辛すぎる。



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一旦、平地になったのだが、続く坂を見るとめまいがしてくる。



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後ろから、学生らしき5人組に追い抜かれる。

2人は初めてなのか、同じようにハアハア言いながら登っている。

こっちは上を見ないで下ばかり見て一歩一歩づつ登っていくのが精一杯。

上を見ると余計に疲れるのだ。



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着いた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜やっと着いた。

12時5分。



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地面の上だと何も見えないからか展望台がある。



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仏果山頂上。







なんと、747mもあるじゃないか。




ちょっと下で測ったGPS高度。



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良く登りました。

褒めてあげます。

とにかく汗びしょり。



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ここまでポカリは飲み干した。

多分、飲んだ以上に汗をかいている。

オニギリの塩味がとてもおいしい。

2個じゃ足らないかなと思ったが、これ以上食べると戻しそう。



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学生が占拠していた展望台からの眺め。

下は風も吹かないのに、ここだと風はあるは眺めは良いは。

宮ケ瀬湖。




反対側。



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45分、休んで下山。

尾根を歩いて違う道で降りると3時間コースらしいので、来た道を帰る。

12時50分。



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登りはここから頂上まで1時間。

下りは20分。



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下りは半分以下で降りてこられるが、脚にくる。

心肺は落ち着いているが、太ももの筋肉が悲鳴をあげそうだ。

階段状の下りを降りるのは辛い。

癖というか、同じ脚で体重をかけて降りていたのでその脚が震える。

意識して左右の脚に体重をかけるように変えたら相当良くなった。



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帰ってきた。

13時45分。

およそ往復4時間弱。

疲れた〜。

明日は仕事なのに、この疲れは半端無い。

足が痛い、2-3日は筋肉痛だぞ。

たった高度差467mで、この所要時間に疲労感。

富士山は高度差3倍以上、登るだけで6時間くらいか。

これじゃ登れないだろ。



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帰りにエアサロンパス買って、家でシャワー浴びて寝た。

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