Reports 2009
2. 菰釣山 2009/08/09(日)

富士山登山トレーニングというか修行2回目。

ルートは、山伏峠-大棚ノ頭-石保土山-樅ノ木沢の頭-油沢ノ頭-ブナノ丸-菰釣山という甲相国境尾根縦走。

標高差は1100mから1379mなので279mしかないが、往復約12km、アップダウンの繰り返しは良い修行になりそうだ。

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コンビニで水と食料を買って山伏峠へ。

ここには駐車場が無いので何とか白線内に車を止めたが、自転車乗りには邪魔になったに違いない。

7時45分出発。



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旧道跡を少し行くと階段があり、登山口になっている。

看板には石割山登山口とあるが分岐を逆方向に歩く予定。



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山伏峠の分岐を左方面に歩き、約30分で高指山との分岐、大棚ノ頭。

途中で、露に濡れた草にズボンの裾が濡れてきたのでスパッツを着ける。

そして、本日の秘密兵器「ダブルストック」、これで4駆となった(違)。



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ここから菰釣山を目指すが、既に標高は1260mくらいある。



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一旦下って、石保土山への最後の登り。

ダブルストックでグイグイ登る。



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石保土山(1297.3m)。

ここで9時5分なので、2.1kmを1時間20分かかっているが、地図コースタイムは50分である。

前回のようにハアハア、ゼイゼイすることは無いが、やはり休み過ぎというか、全然体力不足である。

逆方向に歩く親子連れ2人と会ったが、これ以降、誰とも遭遇することの無い一日となった。

残り、3.8km。



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あと、上り下りを繰り返しながら進む。

下りは楽なのだが、当然ながらピストンハイクなので、帰りは上りになる。

この気持ちは進んで行くほど強くなり、菰釣山から道志みちの駅に降りてタクシー呼ぼうかとも考える。



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急坂の途中にあるさらに急なハシゴ。

滑って落ちたら、えらいことになりそうだ。



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西沢ノ頭。

9時40分、約1kmを30分。

残り、2.8km。



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タマゴタケ。

毒キノコに見えて触りもしなかった。



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曇っていて景色はサッパリ。



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樅ノ木沢の頭(1306m)。

10時10分。

ルートのほとんどが携帯圏外だったが、ここだと繋がった。

今回も歩いていると暑い、相変わらず帽子の汗止めでは止まらない量である。

前回の教訓で、腕に汗拭き用のリストバンド、タオルは速乾性に変えていたのだが、

半端無い汗の量と湿度が高いのもあって、タオルは最後まで乾くことは無かった。

残り、2.1km。



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油沢ノ頭(1310m)。

10時40分、2.2kmを1時間30分、コースタイム1時間なので、30分は余計に休んでいる。

残り、1.6km。



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ブナノ丸。

11時15分、あと30分くらいか、もう直ぐだ。



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クマザサを藪漕ぎして、最後の登り。



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着いた、着いた、着いた。

しかし、どこにも頂上にある標識がない。

ここは頂上では無いのか。



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さらに一旦下りったあと、再び、急な上りを発見。



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着いた、本物だ。

菰釣山(1379m)。

11時50分、約6kmを4時間。

コースタイム2時間45分なので、1時間15分も休んでいたことになる。

30分に一回休んだとして、途中4回の10分休み(多過ぎるが)として、3時間25分が目標タイム。

35分も多く休んでしまっている。

11時到着予定が、計ったように昼タイムになってしまった。

↓、これには山伏峠まで5.6kmとなっているが、他は足すと5.9〜6kmになる。



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富士が見える予定の方角(悲)。



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途中で何度も引き返そうと考えていた自分。

折り返しで、またあの坂を下って上るのかと思うとチョイと憂鬱。

しかし、タブルストックがなかったらここまで来れなかったかも知れない。

登りは推進力に、降りは4つ脚にと、格段に速くなっている。

休みすぎだが。



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歩いていなければ涼しい稜線。



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本日の昼食。

エネルギー補給が肝だと思った前回からの教訓。

水は500ccを3つ、飲んだのは全部で1300ccくらいか。



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休んでいると、雲がかかってきた。

帰ろ、帰ろ。



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折り返し、12時30分。



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暗くなったら道を見失うかも。



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やっと階段、14時25分。



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3.5km戻った、14時40分。

100mといえ、下りは下り、休憩時間も短くなった。



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そろそろ山は紅葉がちらほら。



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石保土山、14時50分。

ここまでくれば残りはハイキングコースだ。



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最後の方になると、こんな下りが怖い。

身体は疲れて固くなっているので、慎重に一歩ずつ。



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たまに現れる景観。

涼しい風の向こうは箱根山。



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帰ってきた、15時50分。

下りは、3時間20分。

コースタイムは2時間35分、+45分。

この位のタイム差で登りたいものだ。



「いやしの湯」で汗を流して帰宅。

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大きな地図で見る


距離と標高




時間と標高

平らな部分が休んでいるところと時間

1箇所、15分は休んでしまっている。



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