Reports 2009
4. 石割山 2009/08/22(土)




富士登山の帰路、もうしばらく坂は見たくも無いと思っていたのだが、

1週間もすると辛さの記憶も薄れるのか、また汗をかきたくなってきた。

しかも、前日の会社からの帰りに神田神保町の石井スポーツに寄って、

Wストックを新調してしまったのだ。

富士で使ったのは効用に半信半疑で買った安いアルミストック、2本で630gもあり持ち重りがする。

最大に伸ばすと135cmまで対応するのだが、通常使用では115cm、

富士の下りでも117.5cmしか伸ばさなかったので、長過ぎるのだ。

ストックはLEKIが有名だが、130cm対応がほとんど。(110cmはレディース)

店員さんにアドバイスを受けて、アンチショックは付いていないが(その分軽い)、

GRIPWELLのフルカーボンストック(125cm)、2本390gを購入してしまった。(装備重量は430g)

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ということで、近場の山に行ってみるかと思ったのだが、朝、起きれない。

残った疲れを平日に回復できなくて、とにかく眠いのだ。

結局、出発したのは6時半、目指す登山口の山伏峠に着いたのが8時。



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地図にあるコースタイムは山伏峠から石割山まで145分。

前回83%な自分のペースだと175分、休憩入れると約200分、3時間20分の行程になる。

8時半に登り始めると昼に目的地の山頂、コンビニで買ったオニギリ3個を持って出発。

8時22分。



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最初の分岐、菰釣山はここを左だが、今回は右に折れる。

8時30分、コースタイム15分→実タイム8分。



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登り下りを繰り返しながら標高を上げていく。

登り方が身についてきたのか、以前ほどの苦しさはない。

軽くなったストックは持ち重りすることも無く、アンチショック無しも無問題。



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石割山分岐、9時12分、コースタイム50分→実タイム42分。

おっ、コースタイムより早かった。

標高差は大したことないので早くなったとは言えないが何となくうれしい。



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分岐から石割山までの道は踏み後が心許なくなってきた。



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イワシャジン(岩沙参)だそうだ。



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道を塞ぐ倒木。



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急な下り、ロープの向こうは緩やかな崖。



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崩壊寸前のコル。

地図に「(危)崩壊地」とあるが、南側じゃなく北側がこんな感じ。

↓、振り返って撮ったので南北逆になっている。



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いよいよ道が分からなくなってきた。

この後、笹藪を掻き分けながら進む。



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笹薮を抜けると、こんな標識が立っていた。

行き止まりからやってきたんですけど、、、



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小天狗下をトラバースして、鉄塔巡視路分岐、10時18分。

コースタイム65分→実タイム64分。

↓、石割山までの所要時間が削られて読めない。



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下の土が崩れ落ちて、倒壊寸前。



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空が開けてきて、鉄塔下に出ると最後の案内板。

あと5分、とあるが、、、



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2分で山頂、標高1413m、10時40分。

コースタイム15分→実タイム13分。

全行程コースタイム145分→実タイム140分。

早く着き過ぎた。



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毎回毎回、富士山は雲の中。

景色を見るのに夏は無理なんだろうな。

涼しくなったらまた来よう。

↓、左手に山中湖、右手は忍野、真中に富士山が見える(はず)。




一応、記念撮影。

同時に石割神社ルートで登ってきた若者3人組に撮って貰う。



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頂上は開けていてある程度広さもあるのだが、休憩用のベンチが無い。

岩でもあれば携帯座布団で座れもするが、何も無いので立ったまま休憩。

昼食時間にも早すぎるので、15分ほど休んだ後、石割神社に降りていくことにした。

しかし、石割神社までの下りが結構辛い。

急な下りに、水でえぐれた道には何箇所もロープが張ってある。

しかも、30人位の親子ハイキンググループが登ってきた。

子供達はズルズル滑る靴をものともせずに大騒ぎで登ってくる。

大人数の勢いで登っているが、親子4人とかだったら登れないだろうなあ。



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10分の予定が20分もかかって、石割神社着。







この大岩の左にある階段を登っていくと、、、




人一人ようやく入れる隙間がある。

最初、ザックを背負ったまま入ったら通れなかったので、ザックを下ろして再挑戦。



神社前のベンチで昼食。

さて、帰りはどうしようか。

登り返して、ピストンで山伏峠に戻るか、エスケープするか。

ピストンすると後3時間、エスケープすると1時間半。

疲れも溜まっているし、道も分からないような笹薮を掻き分けるのも嫌になって心が折れる。

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11時50分、エスケープルートで下山。

下山ルートはハイキングルートになっているので、道も広く歩きやすい。

富士見平分岐。

この超長い階段を登るルートが一般的みたいだが、これは辛そうだ。

分岐から石割の湯へ降りるルートに入る。



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こちらのルートは林道コース。

↓、多分、車でこの分岐まで登ってこれそうだ。



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12時35分、国道413号、ローソン着。



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国道を山伏峠まで歩くのだが、別の意味で国道歩きは危険だ。

路肩が狭いので、ギリギリを車が通り過ぎる。

しかし、何年もこの道を行き来したが、初めて歩いた。



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山伏トンネルを越えて、出発地点に戻ってきた。



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ローソンから50分も歩いたぞ。

以前だったら、国道を50分も歩くなんて考えられなかった。

どうも、距離と時間の関係が変わってきたようだ。






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帰りの風呂は久しぶりに道志の湯。

時間帯的に空いていたのでのんびりと汗を流す。

しかし、帰りの道志道の眠いこと眠いこと。

風呂はもう少し走って、いやしの湯に入った方が危なくないかもしれない。



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