清里ツーリングから1ヶ月。
梅雨明けはまだだが晴れの予報に久しぶりに遠出。
ルートは、ビーナスラインから高ボッチ山をまわる。
高ボッチ山というのはどんなところなのか昔から気になっていたのだが、
アクセス道が狭い林道らしく、SSを道連れにするわけにはいかない。
ようやくロンツーの今回、ルートに入れることが出来た。
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7時前に出発したのだが、出てすぐフロントタイヤにフワフワ感。
大汗かきながらGSで空気を補充して、結局出発は7時過ぎ。
道志の入り口〜牧場峠〜秋山を経て、上野原ICから中央道に入り、
ETC通勤割引が使える限界の小淵沢ICで下りる。
県道17からエコーラインに入り、R152に抜けるのだが、
車も信号も少ないので走りやすく、好きな道のひとつだ。
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芹ケ沢からは蓼科湖を通るルートでサクッと車山へ。
メッシュジャケットだけでは寒いので、インナーを着込んだが、
それでも涼しいと感じられる風が、とても気持ち良い。
4〜5分咲きなニッコウキスゲ。
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霧が峰から美ヶ原を目指す。
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途中は雲が多かったが、昼食を食べ終えたころには青空の面積が多くなった。
ここは標高2000m弱、日差しがあると流石に暑さを感じるが、
下界は30度Cを超える猛暑らしい。
帰りたくない…
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次の目的地は「高ボッチ山」だ。
行ったことが無いのでアプローチが分からない。
扉峠でビーナスラインからアザレアラインに入るが、
道なりに走ったら違うルートに入ってしまっていた。
そのことに気づかず、「アザレアラインは気持ち良いなあ」
なんて感じていたのだが、本物のアザレアラインは林道真っ青の隘路らしく、
ナビ付けていたら、絶対に狭いほうの道を走っていたのだと思う。
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県道67を松本まで下ると、空気が変わってきた。
「暑い」
県道63に入り、東山山麓広域農道へ左折。
「高ボッチ」の案内看板を探して走るのだが、どこにも見当たらない。
塩尻ICまで走ってUターン。
地図を穴の開くほど見つめて、「崖ノ湯」ルートを発見。
崖ノ湯入り口の信号を曲がって走るとやっと「高ボッチ」の看板があった。
ところがこのルート、狭いし、道が凸凹していて悪すぎる。
4輪が時たま下りてくるのだが、離合するのにも苦労するほどなのである。
こちらはバイクなのに。
道が狭くなってから尾根までの3kmが何と遠いことか。
この道を又、戻るの嫌だな、SSやメガスポが一緒じゃなくて良かった、
こんなところ、リッターロードバイクで来る奴は変わり者だろうな。
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稜線に出ると、景色が変わる。
苦労が報われる360度の景観が広がるのだ。
山頂からは、西に乗鞍、北アルプスが、東に八ヶ岳、富士山南アルプスが見えるのだ。
こちらは西側、駐車場にある展望台。
空気が澄み切った冬は綺麗に見えるのかな。
だだっ広い砂利の駐車場。
この場所まで走らせるのはビビる。
駐車場の反対側に山頂がある。
山頂に登る前に鉢伏山までバイクで往復。
この道も「スカイライン」と看板があるが、狭さは林道並である。
写真の左の道が「崖ノ湯」から登ってきた道で、右が「鉢伏山」への道。
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再び、高ボッチ山の上り口まで戻り、登山開始。
片道400m、5分位で山頂到着(笑)
山頂からは東側の八ヶ岳、諏訪湖、南アルプスが見渡せる。
雲が無ければ、中央に富士山が見えるようだ。
さらに左手にはビーナスラインも見える。
下りは来た道を戻らなくても良かった。
はるかに走りやすい林道を下っていくとR20塩尻峠に出た。
この道だったらメガスポでも大丈夫かな。
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17時、岡谷ICから高速へ。
通勤割引を使って、いったん勝沼で降り、カードを入れ替えて再び中央道へ。
談合坂手前のトンネル、電光掲示板に「出口雨」の警告。
路側帯に停車して、うーんと悩んでいるとバラバラと大粒の雨が落ちてきた。
雨の中を談合坂SAまで走るが、カッパの中はサウナ寸前。
SAで夕食を食べている間に雨はやんだ。
どうせ濡れたって帰るだけだ。
八王子JCTまでは何とも無かったが、元八王子バス停あたりで強烈な夕立。
雨は八王子バイパスまで続いたが、相模原に入ると綺麗さっぱりやんでいた。
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【7月12日走行データ】
走行開始、 7時15分、22,000.3km
走行終了、20時50分、22,530.5km
走行距離、530.2km
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