朝焼けの余韻が残る首都高3号線、朝の引き締まった空気が日の光と共に暖まってくる。
羽田方面に折れ、レインボーブリッジを渡る頃には運河の水面が煌めき出した。
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首都高湾岸線、葛西の渋滞を抜け待ち合わせの湾岸幕張PAに到着。
今日の仲間はホンダ車2台、まだ1400kmしか走っていない新車のCB750と、
ナイトロンのサスを入れたばかりの16年物のCBR400RR、
いつものカワサキ暇人クラブではない。
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東関東道を一気に終点潮来まで走り茨城に入る。水郷有料を経て鹿島灘へ。
風力発電の巨大風車が立ち並ぶ。
折からの強風に乗って飛んでくる砂粒、路上に溜まった砂、
少し走っただけでチェーンは砂まみれになるが、
これから九十九里を走るのだからと諦める。
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銚子大橋を渡り、銚子漁港を走りぬけ、君ヶ浜から白亜の犬吠埼灯台へ。
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灯台展望台では上りと下りの狭間で独りきりになり、丸ごと地球を独り占め。
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伊万里で昼食。
地魚10品の黒潮ずし、2000円
金目、むしがれい、かつお、目鯛、平目、方々、いわし、油坊主、あじ、夢かさご
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銚子電鉄犬吠駅
犬吠駅で、ぬれ煎餅を買う予定だったが、売店は大混雑。
仕方なく、一つ先の終点「外川駅」に行って見ると、
売店も無ければ、駅員の姿も無い。
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名洗バス停からバイクでしか入れないような路地を抜け、海岸へ出る。
東洋のドーバー、屏風ヶ浦。
約10キロにおよぶ絶壁が続く。
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九十九里浜、県道30。
海岸線を走るわけでもなく、信号も多い道に飽きてきた頃、
波乗り道路の九十九里有料道路。
海岸の景色を眺めながら気持ち良く走るが、
海岸に降りるには一旦有料を降りなければならず、
結局一宮PAまでエンジンを切ることは無かった。
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R128に入ると直ぐに太東崎灯台。
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大原を過ぎて、夕日の御宿「月の砂漠公園」。
17時に鳴る「月の砂漠」を合図に帰路についた。
勝浦からR297、牛久でR409に折れ木更津を目指す。
途中、数箇所で渋滞があったが直線ばかり走った身体には良い感じ。
気持ち良く流れるペースに、たまにあるコーナーが嬉しい。
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東京湾アクアライン、注意表示の「風速10メートル」が目に入る。
相変わらず横風に弱いZZR、暴れる車体にしがみついて「海ほたる」到着。
冷え切った身体をラーメンで温め、解散となった。
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【2月11日走行データ】
走行開始、午前6時30分、30,257.0km。
走行終了、午後9時30分、30,690.5km。
走行距離、433.5km、(20.53km/L)。
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予定ルート(赤)
実際ルート(青)
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