Reports 2010 |
6-1. 木曽駒ヶ岳・宝剣岳 2010/08/21(土)-22(日) |
夏休みは赤岳で終わってしまった。 この欲求不満をどうしよう。 日帰りでなくテント泊でそんなに疲れないでも登れる山、そうだ、木曽駒があるじゃないか。 事前準備は夏休み前に終わっている。 天気予報も土日は晴れマーク、ストレス発散しに行きましょ。 +++ 日帰りで朝一番だと、菅の台バスセンターからしらび平までのバスに乗るのに行列。 さらに、しらび平からロープウェイが2時間待ちだとか。 しらび平着が混雑が落ち着く10時台以降だと何とかロープウェイ1時間待ちくらいで行けそうだ。 予想、6時半自宅〜10時半菅の台BC〜11時しらび平〜1時間待ち〜千畳敷12時〜木曽駒ヶ岳14時。 雷怖いから15時前にはテント場に着きたい。 ちょうど良いでしょ、自宅出発、6時半。 +++ 八王子ICから中央道、で、いきなり渋滞、、、 軽く1時間ロスしたけど想定内。 あとは順調、そろそろ駒ヶ根IC。 +++ 菅の台BC駐車場は満車、臨時駐車場に案内されたが登山靴を履いていると「泊まりですか?」 そうです、と答えると菅の台BC駐車場に空きがあるから移動しましょうと。 +++ 10時半、菅の台BC駐車場着。 15分程かけて準備して、バスとロープウェイ往復チケット購入、3800円。 バス待ちは自分の前に10人ほど、後ろに列が出来たけど臨時バスがやってきて全員乗車で出発。 +++ バスはクネクネ山道をグングン登って、ロープウェイ駅しらび平に到着、11時20分。 ロープウェイに乗るために待っている人、帰りバスに乗るために待っている人でいっぱい。 +++ バスを降りるとロープウェイ整理券をくれる。 赤の70番、案内時間が12時25分、およそ1時間待ちだ。 予定より30分遅れているが全然余裕でしょ。 +++ 標高1662mしらび平から、標高2612mの千畳敷まで7分半。 標高差950m、歩けば3時間を一気に登るというか上って千畳敷着、12時45分。 +++ +++ おお、写真で見た景色、千畳敷カールだ。 氷河が削ったカール地形は初めてなのでちょっと感動。 残念ながら宝剣岳は雲の中。 登山者だけでなく、このカールにあるお花畑見物の普通服観光客がうじゃうじゃいる。 +++ 登山届けを出して、 +++ 駒ヶ岳神社で安全祈願して出発、13時、予定より1時間遅れ。 +++ +++ +++ +++ 八丁坂登り口。 途中、花の写真撮っていたら遅くなった。 コースタイム20分、自分13分。 あれ?、この山地図、コースタイムがやけに長いなあ。 ここからは一般観光客は少なくなるが、時たまとんでもない靴を履いたのがいる。 クロックスとか!(凄) +++ 八丁坂の登り。 急登だけど距離は大したこと無い。 富士山の九十九折れや赤岳の階段登りに比べたら楽なものだ。 +++ 下に見える赤い建物が千畳敷駅とホテル千畳敷。 +++ 乗越浄土、13時53分。 コースタイム40分、自分40分、同じだ(笑) +++ 伊那前岳を望む。 きれいな稜線が延びている。 ふらふらと伊那前岳に向けて歩き始める、14時。 木曽駒ヶ岳は逆だよ〜 +++ お、九合目だ。 冷静になれば分かりそうなのに、、、逆だって。 +++ 勅銘石(ろくめいせき)。 +++ +++ 伊那前岳を過ぎて、さらに歩いて14時30分。 時計の標高は2700m、200m近く下っている。 ここでやっと道迷いに気付いた。 道理で誰とも遇わないはずだ(汗) 道迷いは道迷いだが登山道を外れた訳ではないので落ち着いて登り返す。 そんなことはなく、ガスがかかってくるし、雷トラウマなのでチョイ焦る焦る。 新田次郎の「聖職の碑」が頭に浮かんだ。 +++ 乗越浄土、15時5分、往復1時間のロス。 山地図コースタイムから計算すると片道40分はあるけど? 帰りは休み無しで歩いたからかな。 天候急変だけはしないでと祈りながら中岳越え。 +++ 中岳着、15時20分、コースタイム30分、自分15分、おかしいでしょこのコースタイム。 +++ 中岳から木曽駒ヶ岳と頂上山荘、テント場が見えた。 これですよ、見たかった景色は。 +++ 1泊500円を支払って、テント設営。 +++ +++ 中岳、あの大きな花崗岩は落ちてこないよなあ。 +++ 木曽駒ヶ岳に登って夕日を見たかったけど、周りは雲だらけ。 諦めて山荘でビール買って飲む。 「500mm缶下さい」と言ったら兄ちゃんが後ろの棚から「はい800円」 行者小屋のビールは湧き水で冷やしてたけど、ここのは常温。 常温だけどそもそも気温が低いので、丁度良いか。 +++ 18時、夕食。 五目御飯と長ネギの味噌汁。 今回はちゃんと混ぜて味が偏らないように。 +++ やることないので水割りタイム。 八ヶ岳の倍量持ってきたけどあっという間に飲み干してしまう。 今度はワインを担ぎ上げるか。 +++ 19時、またもや雨が降ってきた。 +++ テント場はガスで覆われてしまった。 また明日も雨なのかなあ。 ちょっとブルーな気持ちでシュラフにもぐりこんだ。。 +++ [2日目へ] |
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