Reports 2011
7-3. 北岳・間ノ岳(北岳山荘〜間ノ岳〜北岳山荘〜白根御池小屋) 2011/08/16(火)
8月16日 →16日 北岳山荘〜間ノ岳〜北岳山荘〜白根御池小屋


16日C.T.(分)計画実時刻自分(休憩含)
北岳山荘-6:006:10-
中白根山40-6:4535
間ノ岳608:007:5570
山頂休憩-9:008:30-
中白根山50-9:2555
北岳山荘3010:309:5025
昼食-11:0011:05-
八本歯のコル7012:3012:45100
二俣6014:0014:30105
白根御池小屋3014:3015:1040
340--430

標高3000mの稜線歩きは良いペースだが、北岳山荘からは降りとは思えない遅いペース。

梯子の連続と両足親指の腹が痛くてスピードが出なかった。

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全く期待していなかった三日目。

夜の1時頃、ビュービュー強風が吹き荒れてるし、もう不貞寝しかない。

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4時半、腕時計の目覚ましで起きると外は静かだ。

どっちみち、ガスって何も見えないのだろうとテントから顔を出してみると、、、

おお、晴れてる(^o^)



今日行く予定の間ノ岳、さらに先には農鳥岳まで見える、素晴らしい!、右上には月。


北岳と日の出、来年の年賀状写真候補。


かすかに見えた富士山、もう少し雲が取れると良いのに。


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ついに乾燥飯が口に入らなくなった。
栄養スナックとカフェオレで朝食。
テントから出る気はさらさらなし。


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アタックザックに荷物を詰め、身軽にして出発。

もう間ノ岳はガスって来てる。


3000mの稜線歩き(-_-)ナンモミエン


タカネツメクサ(高嶺爪草)


イワヒバリ


イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)


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何となくガスが取れてきた、中央アルプス?


間ノ岳かな?


もっと晴れろ!、晴れてくれ、晴れて頂戴よ〜、晴れて頂けませんか〜


あらあらあらあら、、、


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間ノ岳手前〜、ガス絶好調…


本邦第4位の間ノ岳(3189.3m)、はい、途中の中白根岳(3052m)を入れると四連続ガス頂上 orz


ガス、飽きた!


頂上は秋、チングルマ(稚児車)


イワギキョウ(岩桔梗)


タカネヒゴタイ(高根平江帯)


もう眺望無いから下向いて歩いているので花ばかり(^^)

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カール地形かな


イワベンケイ(岩弁慶) (大きい方)


ハイマツ(這松)、地面すれすれに太い枝を伸ばしてる


シナノキンバイ(信濃金梅)


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北岳山荘に戻ってテント撤収。

山荘で何か食べようと受付に居たお姉さんに尋ねるとカップ麺しかないという。
ラーメンOK!
聞くと「カップヌードル(詰め替え用)」250円か、またもや越冬した「緑のたぬき」150円だけ。

詰め替えるの持ってないので、緑のたぬきに決定。
お湯を貰ってると、食堂でどうぞと優しいお言葉。
さらには、従業員用に作ったフルーツがあるので少しですがどうぞと、涙が出るお言葉。

うわ、みかんが入ってる、昨日の夢は正夢か!、生き返ったような気分(^o^)

お姉さんに感謝!、頂きま〜す。


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下山、二重山稜のトラバース道を通って降りる、んだが、分岐までは登るんだよなあ。


キンロバイ(金露梅)


ミネウスユキソウ(峰薄雪草)


トラバース道は途中からえらいことになってる。
ガスで下が見えないから恐怖感は少ないけど、やはり怖い。


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分岐点、ここから右へ降る。


これが八本歯の一つ?


長〜い階段


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八本歯のコルからはさらに階段の下りが続く。
登りでこのコースを取らなくて助かったよ。


北岳バットレスの下部、結局全貌は見られなかった。




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急坂を終えてほっとするのだが、足元には小さなジャリ、滑る。
両足の親指が痛いから踵着地してしまう。
気をつけないと怪我しそうだ。

晴れている鳳凰三山、地藏岳のオベリスクが見える。
あっちに登ればよかった。


雪渓を登ってきた登山者


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二俣から、3度目のトラバース道を通って白根御池小屋に到着。


夢で見たソフトクリームを3口でペロリ。
コーラも飲んで大満足。


晩飯、全く食べたくない乾燥飯、しかしこれしかないので無理やり食べる。


はいはい、昨日登っても今日登っても同じガスの中でした北岳。


アルコールはビール1缶と持って来たウイスキーを2杯。
明日はゆっくりだ、おやすみなさい。


一日目に戻る…    二日目に戻る…    四日目に続く…
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