Touring Reports 2006
13-3. 山形-米沢-猪苗代-会津-日光 2006/08/17(木) 東北ツー(3日目)

6時、起床。

窓から外を確かめる。
晴れ!

朝食前、近くを散歩。
7時前だというのに日向では汗が出てくる。
流石、日本の最高気温40.8度を記録した土地である。

文翔館(旧山形県庁舎)。
大正5年築造、国の重要文化財。



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やっと3日目にして、カッパ不要のスタート。
カッパを着なくて良いのは助かるが、もう暑いのである。
先が思いやられる。

ZZR&ER発進、7時45分。



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山形駅に少しだけ寄り道。
市内を抜け、R13を南下する。

米沢までの30kmは我慢の道のり。
雲に隠れた蔵王を左に見ながら真夏の山形を走る。

昨日までは助かったGIVIのスクリーンが本日は恨めしい。
ニーグリップで走ると内股に熱風が当たり火傷をしそうだ。
ガニ股で走ると、隙間から熱が上がってくる。
しかも、スクリーンで風が当たらないので、腹部に熱がこもってしまう。

あまりの暑さに気が遠くなる。

米沢市に入ったばかりのコンビニに逃げ込む、9時。



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米沢から、白布温泉までの県道。
温泉から桧原湖までのスカイバレーは、有料道路だったが、
今は無料開放されている。



今まで先頭を走ってきたが、ERの欲求不満が
溜まっていそうだったので先に行かす。

白布峠までの登りは勾配がきつく、インライン400では、
遅い車を抜くのにも、2速に落とさないと話にならないのに、
ツイン600はあっけなく抜き去っていってしまう。

スカイバレー、白布峠、10時5分。



峠の駐車場で景色を楽しんでいると、だったんの悲鳴が。
なんだよと見に行くと、エンジン左側からクーラントが
勢い良く噴出している。

エンジンキーをオフにするとラジエターファンも止まるようだ。
普通はリザーブタンクに戻り、ドレンパイプから溢れそうだが、
堪え性が無いのか、タンクに戻る前にもらしてしまったのだろうか。

リサーブタンクを確認するだったん。



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スカイバレーを下る。
各コーナーは、4輪タイヤのブラックマークで真っ黒になっている。
白いセンターラインもブラックラインになってしまっている。
夜中は、近くの走りや達で賑やかなのだろう。



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桧原湖畔道路、10時45分。



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剣が峯交差点を過ぎ、五色沼見学、11時20分。



とても全部を見学する時間は無いので、見たのは毘沙門沼だけ。



五色沼ソフト



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磐梯山ゴールドラインを下るはずが、一般道を走り猪苗代へ。
セルフで給油し、野口英世記念館着、12時10分。







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喜多方に行けなかったので、
記念館前の喜多方ラーメンを食べる、12時30分。



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猪苗代湖。
東岸は、コバルトブルーの水面に磐梯山が映るポイントがあるのだが
西岸は、、、

バイクから中々降りないだったん、13時。



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猪苗代R49から会津若松まで越後街道を通るつもりが、
肝心なところでナビがフリーズ。
暑くてフリーズなんてシャレにもならない。

R49で遠回りし、会津若松鶴ケ城着、13時30分。



あまりの暑さに見学する気持が失せ、先を急ぐ。

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R121を南下。
下郷、湯野上で右折し、大内宿へ向かう。
途中、そんなに車の数も無かったのに、大内宿についてみると、
駐車場待ちの車が並んでいる。

案内係りから、バイクは先の歩道に停めてと指示される。

1週間前まで、全然知らなかった大内宿着、14時30分。



下郷観光チャンネル-大内宿より抜粋。
大内宿、
江戸時代の宿場の面影を今もそのままに残した貴重な村です。
街道は会津西街道または南山通りと呼ばれ、
会津若松と日光今市を結ぶ重要な道でした。
会津の白川郷みたいなところである。






175Rなので、「いなご」に反応してしまう。



つい、勢いでイナゴを山ぶどうソフトの上に乗せてしまった。

乗せた後、激しく後悔。
虫だぞ、虫。

生まれてこの方、虫だけは食べた事が無い。

うぇー、
と叫びながら、アイスと一緒に口の中へ。
歯を合わせる。
「シャリ」

ヒーーーー、、、

食べてしまった、、、、



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R121に戻り、日光街道を塩原へ。



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栃木に入った辺りで雨が落ちてきた。

やはり今日もカッパを着ることになってしまった。

日塩もみじライン入り口、16時15分。



とにかく、何とかラインは雨に祟られているようだ。
そして、コンビニで出発する時にミスをしてしまった。

偏光グラスを外すのを忘れてしまっていたのだ。

夕刻、辺りは暗くなり、雨でシールドは見えづらくなっているのに
偏光グラス。

全然、道路が見えない。

停まって外せばいいのだが、避難場所がなく泣きが入る。

ようやく停まる場所を見つけた時には、既に料金所の近くであった。

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川治から霧降高原道路で宿へ向かう予定だったが、
本日の宿は夕食付き。
18時半に夕食が始まるので、18時には到着しておかなければならない。

仕方なく、鬼怒川を南下し、今市から日光へ向かう。

ペンション「ハンプティ・ダンプティ」着、18時10分。



カッパ着て、ずぶ濡れのまま宿へ。
格好を見て、ペンションの奥さんが沢山のタオルを用意してくれた。

シャワーを浴びるまもなく夕食タイム。
汗臭い、胡散臭い、むさ苦しい男2人、場違いな食堂で、
顔面引きつりながらポットパイを食べる。

部屋の名前は「魔法の国」。
泊り客の中で唯一のタバコ吸いが同宿の2人組だけという健全なる宿で
最終日の夜は更けていくのであった。

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【8月17日走行データ】
走行開始、25082.4km。
走行終了、25380.1km。
走行距離、297.7km。

【給油】
9.86L(140円/L) 217.7km (22.08km/L) 猪苗代

【有料道路】
日塩もみじライン 400円
鬼怒川有料道路 250円

【宿泊】
ハンプティ・ダンプティ(2食付) 8925円






最終日へ続く…
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