Reports 2011 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6-2. 奥穂高岳(涸沢〜奥穂高岳〜横尾) 2011/07/24(日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コースタイムと自分達の所要時間を見比べると確実にへたっているのが分かる。 奥穂までの登りで60分、涸沢から横尾までも約45分遅い。 休憩込みとはいえ情けないタイム。 +++ 4時半起床。 奥穂、モルゲンロート! +++ ラーメンと餅で朝食。 6時発予定が遅れて6時37分テント場出発。 涸沢小屋横から登山道、奥穂を見上げると首が痛くなってくる。 標高差は約900m、スカイツリーよりはるかに高いじゃないか。 身体はもう下れと言っている、これ以上登るなと。 ハアハア言いながら少しずつ高度を稼ぐと、遠くに常念岳が見えてきた。 雪渓をトラバース、後姿が疲れてる。 ここからザイテングラート。 岩登りが続く。 足を滑らしたら怖い箇所は両手も使って登っていく。 +++ コースタイムより50分も遅れてようやく穂高岳山荘着。 どれだけ疲れているんだ。 +++ 山荘の暖かいうどんで早目の昼食。 山荘から登ってきた道を見下ろす、涸沢ヒュッテが見える。 +++ さ、最後の登りだ! いきなり梯子とクサリを使って直登、怖いよ〜 上から山荘を見下ろすと結構な高度感。 反対側にある涸沢岳への登山道が楽に見える。 ピッケルの刺さったモニュメントまできた、まだか(+_+) お、祠が見える! 映画「岳」でエンディングに出てきたやつだ。 +++ やったー、標高3190m、奥穂高岳山頂! +++ しかし、時間がかかりすぎたのか頂上は雲の中。 この方角にはジャンダルムが見えるはず(泣) この方角には槍ヶ岳が見えるはず(泣) 眺望はなかったけどもう充分です、よくここまで登ってきました。 +++ 下山、やっと下れるぞ、まだまだ危ない箇所は沢山残っているから慎重に。 山荘まで戻って、とりあえずお疲れ様でした。 +++ 予定より2時間遅れ、横尾まで下れるか。 テント畳んで15時に涸沢出れば17時に横尾まで行けるぞと下山開始。 もう直ぐテント場、2時半、良い感じ。 片付けていると長野県警察の山岳遭難救助隊が慌しい。 そのうち救助ヘリが飛んできた。 あれに乗らないようにしなきゃ。 +++ 延々と続く気がした下山道、やっとの思いで横尾着。 17時着予定が既に18時、疲れてる、もう岩は見たくない。 足が棒とはよく言ったもの、足首の柔軟性がなくなっている。 +++ 今日の晩御飯担当はオイラ、お湯で戻す乾燥飯、やっと荷が軽くなるぞ、少し(笑)。 このあと暑くなったので半袖半ズボンに着替えたのが運のつき。 ヌカカに身体中を30箇所以上噛まれていたのに気付いたのは翌日の夜中。 そんなことは知らずに爆睡に入るオヤジ達でした。 一日目に戻る… 三日目に続く… |
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